ストレッチ

【背骨を動かす】脊柱コンディショニングの効果と仕組みを大公開

ウォークランプロジェクトではダイエットやトレーニング、痛みの治療など全ての施術を行う前に必ず行うことがあります。

それが「背骨のコンディショニング」です。

えっコンディショニングってなに?

という方にもわかる様に動画にしてみました。

動画で見ることが出来ない方のために、文章でも具体的にご説明させて頂きます。

コンディショニングのメリット

当院の背骨のコンディショニングというのはこの背骨と背骨の間の関節(椎間関節)や背骨と肋骨の間の関節(肋椎関節)を動かすことを主に行っています。

そうすると「あら不思議」全身の筋肉のこわばりが軽減したり、筋力が発揮しやすくなるんです。

コンディショニングの効果

・肩こりの解消

・背骨での衝撃吸収により関節痛の軽減

・全身の柔軟性の獲得

・全身の血の巡りが良くなる

・疲労感、だるさの改善

・筋力が出しやすくなる

・スポーツのパフォーマンス向上

・怪我の予防

などなど多くの効果が期待できます。

実際に施術を行うと、コンディショニングをしただけで膝の痛みが取れたり、プロゴルファーの方が「ボールが飛びすぎる!!」と驚かれるほどです。

背骨の硬さと全身の硬さの関係性について

ではなぜ「全身の筋肉の硬さ」「背骨の硬さ」が関連しているのでしょうか?

それは関節と脳の関係に秘密があります。

関節への刺激が脳に伝わるのは以下の流れがあります。

Step1.関節の硬さやズレの情報が脳に送られる

関節にはズレを感知して脳に伝えるという役割があります。

これは全身の関節には関節の情報や硬さを感知するセンサーがあるんですね。

「関節が硬いですよ」

「歪んでますよ」

「脱臼しそうですよ」

そういった情報は全部脳に入っていくわけなんですね。

Step2.脳は背骨が不安定だ!と判断する

この関節の情報というのは脳に伝わるのですが、「硬さ」や「ズレ」といった情報が入っていくと脳は背骨が不安定だという判断をします。

「関節が不安定」そう感じた脳は「骨だけでは支えられない助けを呼べ!」と指令を出します。

Step3.筋肉たちに「固めて背骨を助けろ」という指令を出す

そこで助けに出てくるのが周りの筋肉。

「不安定な関節」を助けるためにガチガチに硬くなって関節を安定させようとします。

Step4.その結果が「全身の筋肉が硬くなる」

背骨の関節を安定させるために全身に筋肉を硬くしてしまう。

以上の様な流れで背骨と全身の筋肉の硬さは繋がっています。

ではこの全身の硬さを取り除くにはどうすればいいでしょう。

ただ筋肉を揉むだけでガチガチの体が緩まると思いますか?

答えはNOですよね。

まずは関節を動かして整えることで脳に安心感を与え、全身の筋肉のこわばりを取っていく必要があります。

マッサージではすぐに元のガチガチの体に戻ってしまう理由

一般的にマッサージだと初めから硬い筋肉に対して刺激をいれて緩めようとします。

でもその筋肉は脳から命令されて硬くなっているワケで…。

それを無理に揉んで緩めようとしても、一向に緩みません!

何しろ脳が「筋肉を硬めろ!」と指令を出していますから。

それを無理にほぐそうとすると、余計に筋肉に力が入ってしまって"もみ返し"が起こってしまいます。

ですので、背骨を整えて全身の力が抜けてそれでもなお、筋肉の硬さがある場合に初めて筋肉への施術を行っていきます。

当院ではここまでやって背骨をちゃんと柔かい状態にしてから、背中や腰の筋肉に対して直接アプローチしていく様になります。

自律神経の不調にも効果があります

この背骨の柔軟性を高めるコンディショニングで、特におすすめしたい症状は

・イライラや不眠、更年期障害など自律神経の乱れで起こる症状にお悩みの

にはぜひ体感していただきたいです。

肩甲骨の間の胸椎という背骨は交感神経の中枢がありますので、自律神経の乱れがある方は非常に硬くなっています。

胸椎の硬さをとるだけで、症状が緩和されたり、夜寝られる様になったという方も多いのでぜひおすすめです。

いいことばっかり書いているけどデメリットはないの?

ここまでメリットをたくさん書いてきました。

デメリットは何かあるんじゃない?

と思われるかもしれません。

もちろんデメリットもあります。

それは"好転反応"が出る方もいるということです。

日常生活で動かしていない背骨を動かすことによって、一時的に循環が良くなります。

すると頭がぼーっとしたり、眠気を感じやすくなる方もおられます。

特にこれまで何もケアしてこなかった方に多いので、そういった方には注意してもらう様にお伝えしています。

コンディショニングのまとめ

今回は背骨のコンディショニングの効果と仕組みについてお伝えしました。

初めはちょっと"痛きもちいい"くらいの刺激ですが、徐々に痛みもなくなりクセになります(笑)

もちろんコンディショニングだけでなんでも良くなるワケではありません。

ですが、この施術を行うことで、スポーツのパフォーマンスを上げたい方から、痛みの解消をしたい方まで幅広くの体の基盤づくりを行うことができる方法ですので、自信を持って提供しています。

ぜひ一度体験してみてくださいね。

 

 

まとめ

・コンディショニングを行うことでパフォーマンスUPや痛みの緩和、怪我の予防が期待できる

・関節が硬かったり、ズレがあると脳は全身の筋肉を硬くしてしまう

・関節を動かすことで脳に安心感を与え筋肉のこわばりが取れる

・筋肉だけをマッサージしても緩みにくく、揉み返しが起こりやすい

・デメリットとして循環が良くなるため頭がぼーっとしたり眠気やなど好転反応がでる方もいる

 

実際に患者さんにコンディショニングを提供している動画を撮らせてもらいました。こんな感じで施術をしています↓↓

 

 

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