【何もしなくても痛い】卓球中に膝をひねって増悪した膝痛を解消した方法

「卓球のスマッシュを打ってから痛くなった」

「腫れて何もしなくても痛い

この様な状態で来店されたお客様。

半年前から痛みが出てきて、初めは気になる程度だったものの徐々に痛みが増してきたため病院へ。

整形外科で外来のリハビリとヒアルロン酸注射を受け、痛みが引いたので一安心。

さっそく趣味の卓球に復帰したのですが…

ズキッ!

スマッシュを打った瞬間、膝に激痛が…。

その後パンパンに腫れて、寝ていても痛みが出る様になってしまいました。

そこからは病院通いだけでなく、鍼治療なども試してみたけど痛みは全然効果が出ない。

そんな中、ご家族からの紹介で当院に来院して頂きました。

治療の結果、2ヶ月でグランドゴルフに復帰、趣味の畑仕事や日本舞踊にも顔を出せるようになり、今では正座も可能になりました。

この動画をみてもらうと分かるように歩き方もかなりスムーズになっておられます。

今回は膝の痛みがなかなか治らないという方のために、どんなことをしたのかご紹介させて頂きます。

どんな状態だったの?

もともと卓球以外にもグランドゴルフや畑仕事、日本舞踊など活動的に動かれていた方だったのですが、ご来店時は

「安静にしていても膝が痛いし、歩くときが更に痛くなる」

とのことで今までの趣味が全く出来なくなっておられました。

まず初回の来店時は膝周りの腫れが強く出ていて、触ると熱を持っていました。

痛みについての症状と対処法はこちらの表をご参照ください。

腫れ
炎症症状 対処法
安静時で痛い
あり あり 冷やす、安静など炎症を抑える。
炎症の原因を見つけて解消する。
安静では痛くない動かすと痛い
ないことが多い ないことが多い 痛みが出る原因を見つけて解消する

この方の場合、安静時でも痛みが出ていたので、炎症状態が続いているという判断をしました。

原因の特定

次に原因の特定のため、膝の状態や姿勢・動きをみて何が膝に負担を与えているのか分析していきました。

具体的なチェックポイントは以下のようなところをチェックしていきます。

原因を見つけるためのチェックポイント

・膝のねじれの状態(脛が外にねじれていないか?)

・半月板や靭帯に異常のチェック(靭帯の緩さや硬さを確認)

・関節の中の組織(膝蓋下脂肪体)の硬さのチェック

・姿勢、歩き方のチェック

何が問題で膝の痛みが出ていたの?

この方は、卓球の前から膝の痛みが出ている状態だったということを考えると、元々から関節のねじれがあった状態だったと考えられます。

そこから注射で少し痛みを誤魔化していたにも関わらず、スマッシュの時に膝のねじれを助長してして膝の中の組織を痛めてしまったと考えられました。

また安静時の痛みは、スマッシュでひねった時のダメージに加え、膝がねじれた状態で歩いたり動くたびに膝に負担をかけて炎症が助長されていたということが考えられました。

問題点

・膝のねじれ

・膝のねじれに伴う炎症状態(腫れや安静時の痛み)

問題点を解消するには?具体的な施術内容

まずこの方の場合は、炎症状態が強いため膝関節にはあまり触らないようにしました。

そして「胸椎や股関節の柔軟を高める練習」や足をひきづった歩き方がクセにならないように「体重をうまく載せる練習」を座った状態で足に体重をかけずに行いました。

初回はこれで終了しましたが、これだけでも痛みはかなり変わってきていました。

2回目からは腫れが治ってきたので、膝のねじれの解消と正しい動きの練習を繰り返し練習していきます。

なんで膝がねじれるの?

膝がねじれてしまう原因として多くの場合、「股関節や胸椎が硬い」ということがあります。

本来、体のひねりは胸椎や股関節を主に使って行うのですが、そこが硬いとそれ以外の部位でひねりの力を作る必要があります。

そこでよく捻ってしまうのが膝関節になるんですね。

これを解消するためには、「股関節や胸椎の硬さを取り除く」ことを行います。

膝周りのトレーニングと正しい運動の練習

炎症が治ってきたらねじれの解消と膝の正しい動きの再学習を行いました。

具体的には

・膝の内側の組織(膝蓋下脂肪体)の硬さをとること

・膝の外へのねじれを取り除くこと

・膝周りの筋肉をバランスよく使う練習

を行いました。

*膝のねじれへの具体的な治療法の以下の記事をご参照ください

【あれっ膝がおかしい】水抜き、ヒアルロン酸注射でも膝痛が解消しなかった方

2020.01.21

行った施術

・炎症が治るまでは膝には直接触れない

・まずは胸椎や股関節の硬さの解消と体重の載せ方の練習

・炎症が治ってきたら膝のねじれの解消と正しい動きの練習を行う

どんな結果になったの?

冒頭にも見て頂きましたが、この方の治療前後の歩きがこちらです。

施術前では痛みのため全身に力が入ってぎこちない歩きになっていたのが、施術後ではスムーズに歩けるようになっているのがわかると思います。

この後、来院されて2ヶ月くらいでグランドゴルフに復帰し、畑仕事や日本舞踊も再開できる様になりました。

今では正座も可能になり、痛みが出る前と変わらない生活を送られています。

ただ「もう卓球は絶対やらない!」と繰り返し言われていました(笑)

ウォークランプロジェクトからのメッセージ

森 直也

畑に出すぎると背骨がガチガチになりやすいので、こまめに背骨を動かす体操をお願いします。

今回は、股関節や胸椎の硬さが原因で膝のねじれが強まり痛みが出ていたケースをご紹介いたしました。

この方の場合、日頃の畑仕事の時間が長く、胸椎や股関節が硬くなり、今回の膝の痛みに繋がっていたという背景があります。

もしあなたやあなたの周りの方が、”膝の痛みが気になる”、”捻ると痛い”などの症状があるのであれば、股関節や胸椎の硬さを取り除く練習を取り入れてみてください。

胸椎を柔らかくする自宅で簡単ストレッチ

今回はお伝えした胸椎のストレッチですが、以下のページでご紹介しています。

胸椎はデスクワークや畑仕事などの同じ姿勢での作業だけでなく、精神的なストレスが溜まっただけでも硬くなりますのでぜひ行ってみてくださいね。

【ストレッチ紹介】体幹を伸ばしてウエストを引き締めるヒップクロスオーバーのやり方と注意点

2019.05.23

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