「サッカーで腰が痛い」は腰椎分離症が原因かも?

こんにちは。熊本県東区にあります、ウォークランプロジェクトの長倉です。

今回は、サッカーをされており、腰痛を訴える患者さんから、
「いつまで休めば良いの?」という質問をもらいました。

腰椎分離症の安静期間ってどのくらい?

スポーツ復帰にかかる期間は、症状や程度により異なりますが、おおよその目安としては3〜6ヶ月ほどかかると言われています。

また、早期発見・早期治療を行えば予後もよく、復帰までの期間も短くなります。

ちなみに、スポーツ選手では長友選手が復帰までに2ヶ月間かかりました。

小・中学生に発症することが多い

腰椎分離症は小・中学生のスポーツ選手に発症しやすい腰痛の1つであり、繰り返し体幹の前後屈や回旋動作を行うスポーツ競技に多く見られます。

 

後発する種目としては、サッカー、野球、バレーボール、バスケットボール、ラグビー、柔道などのスポーツ競技です。

 

特にサッカーで腰痛を訴える子は多く、若年のサッカー競技者では腰椎分離症が問題になっています。

 

原因としては、ボールを蹴る際に体幹を捻る動作が加わること、下半身の筋肉である大腿四頭筋の筋力が十分ではなく体幹を前後屈させて下肢を前に蹴り出してボールを蹴るため、腰椎に疲労骨折が起こると言われています。

 

さらに繰り返し腰椎に負担がかかることにより、分離した腰椎が前にずれる「腰椎すべり症」が発症し、ひどい場合にはシビレが出現し予後が悪くなります。

 

「治らない」という不安を抱える方も多いと思いますが、大丈夫です。

腰椎分離症は早期発見・早期治療を行うことで予後もいいといわれています。

 

サッカーの腰痛の治療法

サッカー競技者で腰が痛くなる選手のほとんどは「股関節の柔軟性不足」、「体幹の安定性の低下」が考えられます。

 

股関節の柔軟性が不足することにより、腰椎が股関節の動きの悪さをカバーするようになるため、腰椎に必要以上の負担がかかるようになります。

 

また、体幹の安定性を高めて腰椎へかかる負担を軽減させることも必要になってきます。

 

腰椎に負担がかかる原因は人それぞれ違うため、一人一人原因を見極める評価をしていかなければなりません。

 

今回は、特に多かった原因とその治療法をお伝えします。

 

【ストレッチ】

・股関節の付け根(腸腰筋)のストレッチ

足を前後に開き、右の股関節を前方に押し出すようにすると左の腸腰筋がストレッチされます。左腕を右に倒すことでさらにストレッチされます。

・もも裏(ハムストリングス)のストレッチ

  

ももと胸をつけ、しゃがみこんで足首を握ります。その姿勢からももと胸が離れないように注意してお尻をあげることでハムストリングスがストレッチされます。

 

【トレーニング】

・ドローイン

仰向けで寝た状態で、15秒程度お腹をへこませます。慣れてきたら秒数を増やしてみたり、座位、立位など姿勢を変えた状態でお腹をへこませてみましょう。

 

・体幹トレーニング

四つ這いの姿勢から対側の手足を水平にあげその位置をキープします。

腰を反ってしまうとお腹の力が抜けてしまい腰に負担がかかるため注意が必要です。

 

腰椎分離症でやってはいけないことは?

 

腰椎分離症の方は腰を反った時に腰椎に負担がかかり痛みが出現します。

そのため、腰を反るような動きはオススメしません。

 

また、腰椎分離症の方で腹筋の力が足りないからと言って腹筋運動(仰向けで起き上がるような運動)をされる方がいますが、腹筋運動もオススメできません。

 

一般的に行われている腹筋運動は、仰向けで寝た状態から起き上がる動作を繰り返す運動になっています。この動作では逆に腰に負担がかかってしまいます。

 

しかし、お腹の力をつけることは必要になってくるので、上体起こしのような腹筋運動ではなく、先ほど紹介したドローインという運動を行うと良いでしょう。

 

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